介護用語辞典
地域包括ケア(ちいきほうかつけあ)
「誰もが住み慣れた地域で自分らしく生活していくこと」を目指し、生活上の安全や安心を確保できるよう、医療や介護、予防、福祉サービスを含めた様々な生活支援サービスが日常生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できるような地域での体制のことです。
地域包括ケア圏域については「おおむね30分以内に駆けつけられる圏域」を理想的な圏域として、具体的には、中学校区を基本としています。
現在厚労省では、2025年には「団塊の世代」が75歳以上高齢者に到達し、65歳以上人口が3,600万人(全人口の30%)を超える高齢化が進むと想定し、この地域包括ケアについて議論を深めています。
具体的には平成24年度を目標に、国の基本政策として在宅サービスを優先し、「24時間短時間巡回型の訪問看護・訪問介護」を導入すること、医療法人に特別養護老人ホームの設置を認めること、介護福祉士が基礎的な医療的ケアを担うことなども検討しています。
また家族、友人、知人、ボランティアなど地域のインフォーマルサービスや、地域包括ケアの拠点としての地域包括支援センターの役割なども期待されています。