介護用語辞典
ケアマネジメント(けあまねじめんと)
もともとはソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の一つで、1970年代アメリカの施設から地域へという地域福祉(コミュニティケア)推進の中で行われた手法で、アメリカでは「ケースワーク」と呼ばれています。
利用者の自立支援やQOL(生活の質)の向上を目指し、利用者の希望をもとに必要な支援やサービスを調整したり結びつけたりしていく手法のことです。
日本では平成12年4月施行の介護保険制度において本格的にケアマネジメントが導入され、ケアマネジャーとして介護支援専門員という専門職が創設されました。
ケアマネジメントの特徴として、窓口(ケアマネジャー)が一つになること、本人・家族だけではなく専門職が関わることで様々な相談に応じることや介護を社会で支えていく道筋ができること、利用者が自分では発見したり解決できない生活課題(ニーズ)を抽出し、それを解決するための手段として、介護保険などの公的なサービス(フォーマルサービス)と家族・友人・地域などの支援(インフォーマルサービス)に適切に結びつけることができることなどが挙げられます。
今後は高齢者だけではなく、さまざまな障害を持つ方などにも適用されていくことが期待されています。
ケアマネジメントの主な過程は次の通りです。
(1)本人や家族の希望・状況を把握(アセスメント)
(2)利用者主体のケアプラン作成
(3)ケアプランの実施
(4)モニタリング(月1回以上の訪問等で利用者の満足度や目標達成状況などを把握) 
(1)~(4)などを繰り返し行います。